家が建つまで(木工事編3)

◆木工事3 フローリング工事

今日は現場で大工さんがフローリングを貼っています。

私達の家は床材に無垢フローリングを用いることが多く、今回もタモと言う樹種のフローリングを用いました。

床暖房も設置しましたので、床暖房専用の無垢フローリングになります。

よく打合せ時に床暖房を使いたいけど無垢は対応できないのではと聞かれますが、無垢材でもあらかじめ

熱処理を施してある床暖房対応の無垢材もあります。

 

冒頭にも書きましたが、当社のお客さんは無垢フローリングを希望されることが多く、

無垢材に関しては長所もあればもちろん短所もあります。

(短所と言っても自然の木本来の性質であって、悪いということではなく、むしろ木の味というものなのです)

長所としては、やはり自然の色合いや雰囲気が一番であり、また表面的な温かさ、経年変化による楽しみ方

等数え上げればきりがなく、やはり一度見て頂ければ気に入って頂けるのは間違いないと思います。

 

RIMG0209.JPGRIMG0208.JPG

 

短所としては一番気にされるのが隙間が生じることや、傷が付きやすい等があります。

無垢材は水分を吸収しますので夏の湿度が高い時期は膨張し、逆に冬の乾燥時時期は収縮します。

この自然の動きによってフローリングに隙間が生じることがあるのですが、何センチも隙間が生じたり

生活に支障が出るほどの隙間ではなく、多くは1mm以下の隙間となります。

この隙間を調整するために、フローリングを貼る工事にも工夫があり写真のように今の乾燥時期では

わざと0.2mm程度のパッキン材を挟んで貼っていきます。

もちろん貼り終わった後にパッキン材を採ると隙間なく貼られているように見えますが、実際は細かな

隙間があり、フローリングが水分を吸収し膨張してもこの隙間が詰まって特に変化はありません。

 

この作用も天然の湿度調整と言う意味では室内の環境を良くする長所でもあります。

また傷に付いてもメンテナンスをしていけば付きにくいですし、設計時にどんな樹種を選ぶかで対応

可能な問題でもあります。

 

前回から予定を変更しましたが次回は住宅の温熱環境の話をしていと思います。

中津

 

 

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